(有)藤井リボン工場は広島県福山市神辺町で眞田紐をはじめ、各種細巾織物を製造、販売している会社です。


繊維産業で栄える備後地方で、1921年(大正10年)に創業し約100年間伝統を守りながら織りつづけています。



細巾織物の中でも丈夫な眞田紐には特にこだわりをもっています。


眞田紐は戦国時代に眞田昌幸・幸村父子が、武具や甲冑(かっちゅう)を留める紐として作り出したとされています。


その後、丈夫さや独特な風合いの綺麗な柄行から、桐箱の紐などに使われるようになりました。


(有)藤井リボン工場は、強さと美しさを併せ持つ眞田紐の製法を、現在も忠実に守り続けています。



現在、眞田紐は主に茶器などの箱紐や帯締め・帯留めとして使われています。

しかし、近年眞田紐の需要は減少傾向にあります。


また、織元も全国にわずか数件が残るばかりとなり、希少な織物となりつつあります。


「日本の歴史と技術の詰まった”眞田紐”という伝統工芸品を守っていきたい」

「強さと美しさを兼ね備えた”眞田紐”をより日常的なものにしたい」




このような想いから、2011年に眞田紐を使った製品ブランド「Various Changes」(バリオス・チェンジ)を立ち上げました。


"Various Changes"というブランド名は、「価値の変革」という意味をもっています。


日本人の感性と伝統の技が育て上げた眞田紐に、新たな価値を見出すべく挑戦しています。




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・(有)藤井リボン工場 連絡先・

084-962-0026

広島県福山市神辺町川南2866


FAX/084-962-1845

Mail/fujii.ribbon@gmail.com